高血圧 原因

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【生活習慣の改善必須】高血圧になる原因とは?

一度高血圧になると、正常値に戻すのはとても大変です。でも、どうして高血圧になってしまうのでしょうか?高血圧の原因は1つだけではなく、様々な要因が考えられます。高血圧の原因を知り、自分の生活の見直しをしてみましょう。

あなたの血圧は正常値?

 

自分の血圧の数値がどのくらいか把握していますか?どの数値から高血圧と定義されるのか、チェックしてみましょう。

血圧の正常値について

日本血圧学会から出されたガイドラインによると、若年〜前期高齢者患者の場合は、診察室での測定値が収縮期血圧が140、拡張期血圧が90未満であれば正常域血圧となります。高血圧に分類されるのは140/90mmHg以上からで、血圧の数値によってT度からV度までに高血圧が分類されます。更に、目標となる血圧の値は、心臓や脳の疾患、糖尿病などの病気に罹っている人や年齢によって異なります。

正常域血圧 至適血圧 120〜80mmHg以下
正常血圧 130〜85mmHg未満
正常高値血圧 140〜90mmHg未満
高血圧 T度高血圧 160〜100mmHg未満
U度高血圧 180〜110mmHg未満
V度高血圧 180〜110mmHg以上

血圧は変動する!

血圧は、いつも一定という訳ではありません。自宅で安静にした状態で測定しても、朝と夜で数値が異なることもありますし、緊張したり身体を動かしたりすることでも血圧は上昇します。また、気温によっても血圧は変動します。気温が低いと、血管が収縮して血圧が高くなります。コーヒーやお酒を飲んだり、入浴することでも血圧は変わるのです。このような血圧の変動は、しばらく安静にすれば元の値に戻るので問題ありません。

高血圧の原因となる生活習慣

 

生活の中には、血圧を高くしてしまう要因が沢山あります。自分の生活習慣は問題がないかどうか見直してみましょう。

ストレス

家庭や仕事などでストレスを抱えていませんか?実は、ストレスは血圧を高くする原となるのです。過労による睡眠不足もストレスとなり、高血圧を引き起こしてしまうので注意しましょう。できるだけリラックスするように心がけ、趣味や適度な運動なので気持ちをリフレッシュさせると良いでしょう。しっかりと休息をとり、心と身体をストレスから解放するようにしましょう。

塩分

塩分を摂りすぎると、体内の血液量が増えて血圧が上昇してしまいます。推奨されている1日の塩分量は成人男性で8g、成人女性で7g ですが、日本人の平均塩分量は10gを超えているため、推奨された塩分量を守るのはなかなか難しいかもしれません。日本人は味噌や醤油、漬物などで塩分を多く摂りがちですし、外食で塩分濃度が高い食事を摂ると、あっという間に推奨塩分量を超えてしまいます。急に塩分量を減らすのではなく、少しづつ塩分量を控えるようにして舌を慣らしていくことがポイントです。揚げ物には塩ではなくレモン汁を付ける、ラーメンのスープは残すなどの工夫をしてみましょう。塩の代わりに出汁を使って味を引き立たせることで、塩分量を控えることができます。

喫煙

タバコを吸うと、身体の毛細血管が収縮します。毛細血管が収縮してしまうと、血液の流れが悪くなります。身体の隅々まで血液を届けるため、心臓はより強く収縮して血液を押し出すようになり、血圧が上がってしまうのです。また、タバコには様々な有害物質が含まれており、高血圧以外にも癌や心臓病、慢性閉塞性肺疾患などの病気を引き起こす原因となります。血圧の為、そして他の病気を予防するためにも禁煙を心がけましょう。

肥満

肥満になると、高血圧になるリスクが通常の人よりも倍以上多くなります。肥満で身体が大きくなると、その分身体を流れる血液量も多くなり、血圧が上がる原因となります。また、食事の量が多いということは塩分も多く摂取しているということですので、塩分の摂り過ぎも肥満による高血圧を引き起こしてしまいます。更に、肥満によって交感神経の働きが亢進したり、インスリンの抵抗性が高まることで血圧が上がってしまうのです。

生活習慣以外の高血圧の原因

 

高血圧の原因は生活習慣だけではありません。

遺伝

高血圧は遺伝が関与していると考えられています。自分の両親や子供の血圧はどうでしょうか?高血圧で治療している人の多くは、家族も高血圧であることが高確率で見られます。ですが、必ずしも遺伝で高血圧になるのではありません。高血圧になるかどうかは、遺伝よりもその人の生活習慣が大きく関与しているのです。家族で高血圧の人がいる場合は、特に注意して生活習慣を見直すべきでしょう。

妊娠高血圧症候群

妊娠前は正常値だった血圧が、妊娠後に高くなってしまうことがあります。日本産婦人科学会では、「妊娠20週〜分娩後12週までの間に高血圧になる場合、または高血圧と蛋白尿を伴う場合」を妊娠高血圧症候群と定義しています。妊娠高血圧症候群になる原因については詳しく解明されていませんが、妊娠初期においての胎盤の発育が大きく関係していると考えられています。何らかの原因で胎盤の血管の作られ方が不十分になると、妊娠の経過と共に赤ちゃんへの血液の流れ方が悪くなってしまいます。その結果、無理やり赤ちゃんに血液を送ろうとして、高血圧になるのです。

高血圧以外の病気

元々血圧が高くなくても、病気によって高血圧になってしまうことがあります。例えば、腫瘍が原因で血圧に関与するホルモンの分泌異常が起きることで血圧が高くなってしまったり、腎臓の病気が原因で高血圧になることもあります。血液は心臓から全身へと送り出されますが、心臓から全身へ向かう時に血液が通る大動脈が細かったり、血管の中で血液の逆流を防ぐ弁が正常に機能していないことでも高血圧になってしまいます。

どうして高血圧は治療が必要なの?

 

血圧が高くても特に気になる症状は無いし、大丈夫!と思う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違いです。高血圧の怖い所は、他の重篤な病気を引き起こしてしまう事なのです。

心臓への影響について

血圧が高い状態が続いて心臓の血管に負担がかかることで、様々な心臓の病気が引き起こされてしまいます。心筋梗塞や狭心症、心肥大、心不全、大動脈瘤などは、高血圧の患者さんに起こりやすい病気です。血圧が高いと、これらの病気の進行も早くなり、非常に危険です。

脳への影響について

高血圧は、脳の血管にもダメージを与えます。血管に高い圧がかかると、脳の動脈にコブのような瘤ができやすくなります。血圧が低ければ瘤が破れる危険性は低いのですが、血圧が高いと瘤が破裂し、脳出血やクモ膜下出血が起きてしまいます。また、高血圧によって動脈硬化になると大事な血管の内径が細くなり、血液の流れが悪くなって脳に酸素や栄養が十分に届かなくなります。このように、血流が悪くなって脳組織が壊死してしまうのが脳梗塞です。また、高血圧で血管内皮細胞が傷つくことで血栓が生じ、流れた血栓が脳の血管を詰まらせると脳梗塞となります。

腎臓への影響について

腎臓は、常に大量の血液が流れており、体内の老廃物を濾過して排出させたり、身体の電解質のバランスを調整しています。高血圧になると、腎臓の細い血管への負担が大きくなり、血液の流れが悪くなります。血液の流れが悪くなるということは、腎臓の機能が低下するということです。余分な水分の排出が滞ると、今度は血液の量が増えることで血圧が更に上昇してしまいます。これを繰り返すと症状が更に悪化し、最後は腎臓の機能がほぼ無い状態の腎不全となってしまうのです。

血圧の上昇を防いで健康に過ごそう!

 

血圧は変動するものですが、長い間血圧が高い状態が続くのは良くありません。脳や心臓などの身体の臓器を守る為にも、適切な血圧になるようにコントロールすることが大事です。そのためには、日々の食事の塩分量について気をつけたり、ストレスを溜めないようにするなどの工夫が必要になります。健康で長生きするためにも、血圧の管理をしっかり行うようにしましょう。

 




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