頭痛 高血圧

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頭痛の原因は高血圧?高血圧が脳に及ぼす影響。

あなたの辛い頭痛の原因は、もしかしたら高血圧が原因かもしれません。高血圧は、時によって恐ろしい病気を引き起こす場合があります。高血圧と頭痛の関係性について学び、健康に過ごすための第一歩を踏み出しましょう。

高血圧と頭痛は関係があるの?

 

高血圧と頭痛はどのような関係性があるのでしょうか?

実は自覚症状が無い高血圧

人によっては、高血圧になると頭痛やほてり、のぼせ感などといった症状を感じる場合もありますが、基本的には高血圧になっても自覚症状はありません。高血圧が「サイレント・キラー」と呼ばれるのは、このようにほとんどの人が自覚症状を感じないからです。自覚症状が無いからといって高血圧を放置してしまうと、身体の様々な部位での血管障害が起こり、重篤な疾患を引き起こす原因となるため危険です。

頭痛が起こる原因は?

頭痛にも種類があるということをご存知ですか?特に問題のない一次性の頭痛と、脳などに何らかの原因が生じて起こる二次性の頭痛の2種類があるのです。頭の片側が痛み、時として閃輝暗点が起こる偏頭痛、首や肩などの筋肉がこわばり、固くなることで起こる緊張性頭痛は一次性頭痛に分類されます。頭痛などの体調が悪くなることで、結果として起こる血圧上昇もあれば、元々高血圧があり、脳の血管に起きた障害が原因で起こる頭痛もあります。気をつけなければならないのは、この脳が原因で起こる頭痛の方なのです。

頭痛を甘く見たらダメ!それは危険なサインかも?

 

その頭痛は、もしかしたら重篤な病気のサインかもしれません。頭痛と病気の関係性について見てみましょう。

こんな場合は脳神経外科で検査を!

我慢できないような激しい頭痛や、ずっと長く続いている頭痛、だんだん痛みが増すなどの痛みの症状が時間と共に悪化する場合は、早めに脳神経外科に行き、CTなどで脳の検査しておくと良いでしょう。検査の結果で脳の血管に異常が無ければ、一次性の頭痛であることが判明して安心できますし、もしも脳の状態に異常が見つかれば、それは病気の早期発見に繋がります。

高血圧が引き起こす怖い病気とは?

高血圧で頭痛の症状が無くても、そのうち何らかの病気の症状が現れるかもしれません。それほどまでに、高血圧は様々な病気を引き起こす原因となるのです。高血圧になると、身体全体の血管壁に強い力が加わるため、血管の負担が大きくなります。その結果、動脈硬化が進行し、血管が細くなったりして血液の流れが悪くなります。

命にかかわる病気になることも

恐ろしいのは、脳や心臓、腎臓などの臓器の血管がダメージを受けた時です。血管が詰まることで起こる心筋梗塞や脳梗塞、脳内で出血が起こる脳出血、心臓に負担がかかることで起こる心肥大、腎臓の機能が低下する腎硬化症や腎不全などの症状は、高血圧患者に多く見られる疾患です。

吐き気やしびれを伴う場合はすぐに病院へ!

脳の血管に何らかの問題が生じて頭痛が起きる場合、頭痛だけではなく吐き気やしびれなどの症状が生じることがあります。ろれつが回らなくなって上手く喋れなくなったり、手先や身体の片側が痺れたり、物の見え方に異常がある場合はすぐに救急車を呼びましょう。

一時的に症状が改善してもまだ危険です

場合によっては、24時間以内に一時的に症状が改善することもあります。これは、脳の血管を詰まらせていた血栓が移動することで症状が消失することで起こる、脳梗塞の前触れなのです。流れた血栓が、他の血管を再び詰まらせたら、もっと重篤な症状が出るかもしれません。この場合、症状が一時的に治まったとしても、すぐに治療が必要です。当然ながら、意識を失った場合もすぐに救急車を呼び、一刻も早く適切な処置を受ける必要があります。

血圧を下げるにはどうしたら良い?

 

血管を守るためには血圧を下げ、適正な血圧を維持する必要があります。では、どうしたら血圧を下げることが出来るでしょうか?

まずは病院へ!

家庭内血圧も高血圧を示す数値である場合、できるだけ早く病院へ行って専門医の診察を受けましょう。数値によっては、降圧剤が処方される場合もあります。薬を飲んでいれば安心という訳ではなく、薬を飲みながらも生活習慣の改善が必要です。頭痛などの気になる症状がある場合は、診察時に医師に相談してみてください。

塩分を控えよう

高血圧の場合、塩分を控えることが重要です。食事で多く塩分を摂取してしまうと、身体は水分をできるだけ保持しようと働きます。結果、血液量が増えて心臓の負担が多くなり、血圧が上がって高血圧になってしまうのです。日本人の食生活は、他の国よりも塩分量が多いという特徴があります。厚生労働省が推奨する1日の塩分量は、成人男性の場合8g未満、成人女性の場合は7g未満です。更に、高血圧患者の場合は6g未満になると良いとされています。

塩分をうまく抑えるには

塩分を控えた食事内容にする為には、加工食品を控え、出汁や酢、香辛料を上手に使うことがポイントです。濃い味付けに慣れてしまうと、塩分量の少ない味付けに戻すのは大変ですが、少しずつ味付けを工夫して、薄味でも美味しく味わえるようにしましょう。

ストレスを溜めない生活にしよう

実は、ストレスは高血圧の原因になります。人間の身体は、ストレスを感じると血圧が上がってしまうのです。仕事だけではなく、様々な場所でのストレスを感じやすい現代社会ではありますが、できるだけ身体や心を休めるように心がけてみましょう。休みの日など、趣味などを楽しんで気分転換をし、リラックスして過ごせる時間を作ることも良いですね。ストレスや疲れによる睡眠不足も血圧に悪影響を与えますから、良く寝て身体を休めるようにしましょう。

正しい血圧の測り方とは?

 

適正な血圧を維持するためには、毎日の血圧測定が大事です。自分の血圧を常に把握することは、健康を保つことに繋がります。

毎日決まった時間に測定しよう

血圧の数値はいつも一定というわけではなく、1日の中でも常に変動しています。朝と夜で血圧の値が違ってもおかしくありません。1日2回、決まった時間帯に測定することで、より正確に自分の身体の状態を知ることができます。朝は起きた後一時間以内に測定し、夜は寝る前に測定するようにしましょう。より正しい数値を出す為に、測定する場所を常に同じにしましょう。左右の腕で血圧の値が異なることもあります。大事なことは、数値を必ず記録して、自分自身の血圧の推移を知っておくことです。医師にかかる際は、必ず血圧の記録を見せるようにしてください。

血圧の数値が変動する要因は?

測定する部屋の気温、測定する姿勢や時間帯など、様々な要因によって血圧は変動します。食事をしたかどうかや、階段の昇り降りなどの運動をしただけでも血圧は変わってきます。毎回正しい数値を把握するために、できるだけ部屋の温度は一定にしておくなどの工夫が必要です。尿意がある場合は、トイレに行ってから血圧を測定するようにしましょう。

自宅と病院では数値が違う?

自宅で低い値が出て安心したと思ったのに、病院で測定したら高い数値が出てビックリしたことはありませんか?このように、病院などの医療機関で測定した血圧の数値が、自宅での測定値よりも高くなることを白衣性高血圧と呼びます。これは、白衣を見ることで緊張し、血管が収縮してしまうことで、いつも以上に血圧が高くなってしまうのです。このような状態で測定した値は正しい数値とは言えません。ですので、家庭でリラックスした状態での正しい数値を測定することがとても大事なのです。

適正な血圧を維持して身体を守ろう!

 

高血圧は様々な病気を引き起こします。頭痛は、その中のほんの一部の症状ではありますが、大きな病気が隠れているサインの可能性もあるのです。健康で過ごすために、普段から適正な血圧を維持できるように工夫しながら生活することが大切です。頭痛が気になる人で自分の血圧がどのくらいか分からない人は、一度病院などで測定してみると良いでしょう。